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ものづくりストーリー

【ものづくりストーリー】 file.01│自然派化粧品ルバンシュ

新連載「ものづくりストーリー」。
アミングのバイヤーが、想いを持ってものづくりに向き合う方々をご紹介するコーナーです。
第1回目は、アミングが心から信頼を寄せる自然派化粧品メーカー、revanche(ルバンシュ)さんをご紹介します。

どこまでも誠実に、妥協なく。
真に「自然派」と呼べる化粧品だけをつくる。

透明なガラスのビーカーの中で、ゆっくりと撹拌される美容液。窓の外には、静かに広がる雪景色。穏やかな時間が流れるこの場所は、石川県能美市にある、自然派化粧品メーカー、ルバンシュの工場です。この日は取材と勉強のため、アミングのバイヤーとコスメ担当スタッフが工場見学にお邪魔しました。

「化粧品づくりは、誠実な仕事であるべきだ」

ルバンシュの創業者である千田社長は、もともと、食品関係の会社の研究員でした。取引先からの依頼で化粧品の成分分析をした際に違和感を覚え、化粧品のあり方に大きな疑問を感じたといいます。

千田社長:
「約20年前、自然志向の化粧品がブームになっていて、知り合いからアロエエキス配合をうたった保湿クリームの分析を依頼されたことがありました。ドラッグストアで購入した3種類のクリームを分析したのですが、その結果を見て、正直とても驚きました。どの商品も、アロエなど自然由来の成分はごくわずかで、ほとんどが合成成分だったからです。

さらに、クリームに色を付けるために、食品の世界では使用が認められていない石油系のタール色素が使われていました。『これで本当に、自然派化粧品と言っていいのだろうか』と、非常にショックを受けました」。

そのとき感じた疑問がやがて、「自分たちの手で、本物の自然派化粧品をつくりたい」という想いに変わっていったと、千田社長は振り返ります。 社名のルバンシュ(revanche)はフランス語で、『復讐』や『仕返し』を表す言葉。軽やかな響きの奥に、当時の化粧品業界のあり方に問いを投げかける、千田社長のまっすぐな想いが込められています。

すべての想いを込めた、100%天然由来の美容液「ラトゥー」

会社を創業するにあたり、千田社長が開発したのは、肌に必要な美容成分を凝縮した1本の美容液でした。8種類の和漢植物エキスを配合し、アスタキサンチンや白金ナノコロイド、3種類のヒアルロン酸など、厳選された100%天然由来の成分だけを使った、正真正銘の自然派化粧品です。

商品名の「ラトゥー」は、フランス語で『ここに、すべてがある」という意味を表す言葉。千田社長がすべての想いを注ぎ混んで開発し、1990年の発売以来、何度もリニューアルを重ねてきた、ルバンシュを代表するアイテムです。

非効率的でも、ビーカーで作り続ける理由

天然由来の成分だけで化粧品をつくることは、決して容易ではありません。化学合成成分に比べて、品質が安定しにくいからです。それでもルバンシュでは、原材料の成分検査を欠かさずに行い、状態を丁寧に確かめることで、天然由来成分100%を実現しています。

「ラトゥー」の製造は今もなお、内部の様子が見えるガラスビーカーで行われています。原料の溶け方や、混ざり方、質感の変化。そのすべてを確認しながら、必要な工程を、必要な分だけ重ねていきます。10リットルのビーカーで一度に作れる量は、製品にして300本程度です。

完成した製品はさらに、天然の防腐成分が十分に機能しているかどうかを確認するため、微生物検査にかけられます。厳しい基準を満たさなければ、どれほど手間ひまをかけて作ったものであっても廃棄されるのです。

「私たちのやり方は、効率を重視する現代のものづくりとは真逆かもしれません。しかし、自然派化粧品をつくる以上、そのどれもが欠かすことのできない工程なのです」。

ひとつひとつ丁寧につくり、ひとつひとつ丁寧に確かめる。そのゆるがない姿勢こそが、ルバンシュのものづくりを支えています。

食べられない素材は使わない。10年越しのリップ製品開発

「口の中に入っても安心な食用成分だけで、リップクリームやルージュを作りたい」。

それは、千田社長が創業以来、強く思い続けてきた目標でした。

開発に挑む中でずっと壁になっていたのは、石油系のワックスを使わずにテクスチャーをスティック状に固める方法でした。蜜蝋など自然由来のワックスだけで固めたリップ製品は折れやすく、何度試作を重ねてもなかなか、自信を持って商品化できるようにはならなかったそうです。

その壁を超えるきっかけになったのが、ある天然素材との出会いでした。千田社長が知り合いの農家を訪ねたとき、そこに偶然、米ぬかが置いてありました。

千田社長:
「何気なく米ぬかに触ったら、すごく粘り気があって『あ、これだ!』と思いました。固めるのではなく、粘り気をもたせて強くする。折れにくさを実現するヒントが見つかった瞬間でした」。

米ぬかオイルを配合し、創業10周年となる節目の年に発売された「フルーツ&ベジタブル ルージュ」は、食用成分100%の「食べられるリップ」として大ヒット。人気の通販雑誌にも掲載されて注目を集め、「ラトゥー」と並ぶ、ルバンシュの看板商品になりました。

「自然由来指数100%」という、新たな目標

ルバンシュが今、次なる挑戦として掲げているのが「自然由来指数100%」の実現です。

これまで化粧品業界では、「天然由来」と銘打った商品であっても、原料に含まれる防腐剤や安定剤などのキャリーオーバー(持ち越し)成分については、表示が義務付けられていませんでした。自然由来指数は、国際標準(ISO 16128)に基づく厳格なルールで、原材料に含まれる防腐剤も計算されます。

千田社長:
「自然由来指数100%の化粧品は、自然なものだけを使った真のナチュラルコスメと言えます。ルバンシュでは既に、化粧水とクレンジングオイルで100%を達成しており、ゆくゆくはすべての製品で、100%を達成したいと思っています」。

創業から時を経て、「復讐」から「福集」へ。

「創業時はルバンシュという社名のとおり、誠意の感じられないものづくりへの『復讐』という想いが強くありました。それは私たちが、常に立ち返る原点です。でも今は、同じ『ふくしゅう』でも、使う人も、つくる人も、化粧品に関わるすべての人に福が集まる『福集』を目指していきたいと思っています」と笑う、千田社長。

厳選された原料、手間ひまを惜しまない製法、明確で誠実な広告表記。常に使う人の視点に立ち、妥協のないものづくりを続けるルバンシュは、アミングにとって常に憧れの存在です。

Buyer's Comment

ルバンシュさんとのお取り引きは、約10年前にはじまりました。きっかけは、アミングオーナーの西江が、千田社長が出演されていたラジオ番組を偶然耳にして、そこで語られていたものづくりへの考え方に深く共感したことでした。

千田社長との出会いは、私たちアミングのものえらびにも大きな影響を与えてくれました。例えば、「キャリーオーバー成分」という考え方を教えていただいたおかげで、生産背景にも目を向けて商品を選べるようになりました。

ルバンシュさんのアイテムは店頭でも、リピート購入されるお客様がとても多く、「本当に安心して使える」と信頼を寄せているファンの方がたくさんいらっしゃいます。「ラトゥー」を含むスキンケアアイテム4品をお試しいただけるトライアルセットもありますので、気になる方はぜひ一度、やさしい使い心地を体感してみてください。

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