CATEGORY

連載

ワークショップイベント開催中 KIREIproject by Aming すべての女性の綺麗になりたいを応援 働き方いろいろ!スタッフ募集中
トップ読み物一覧その他【心を磨く学校】–はじめに– 小さな雑貨店が「心を磨く学校」になった理由
心を磨く学校

【心を磨く学校】–はじめに– 小さな雑貨店が「心を磨く学校」になった理由

連載初回の今回は、雑貨店アミングの誕生から、社内で毎月開催されているスタッフ研修「心の勉強会」が始まるまでの歩みをたどります。雑貨店なのに、どうして心の成長を重視するのか。どうやって多くのスタッフを育ててきたのか。アミングの原点に迫ります。

未経験から「私、やります!」とオーナーに。

─アミングを創業された経緯を教えてください。

私はもともと保育士で、アミングを立ち上げる前は、自宅でピアノ教室をしながら2人の子どもを育てていました。下の子が1歳の頃、漁網製造会社を経営している義父から「会社を移転するから空いた土地で、夫婦で何かやってみないか」と言われました。「私、やります!」と即答したら、義父がとても驚いたことを今でもはっきりと覚えています。
子どもが大好きだったので、子どもも大人も喜ぶようなファンシーショップを作りたいと思いました。「アミング」というお店の名前は、家業の「網」が由来です。

金沢市の郊外にオープンしたアミング1号店
お店を立ち上げた当初の西江夫妻

─当時は、どんな気持ちで仕事に取り組んでいましたか?

毎日、ワクワクしていました。若かったですし、お店屋さんごっこのような感覚で。什器という言葉もまったく知らずに「どんな棚に商品を並べたら素敵かな」と考えていました。
でも、仕入れのお願いに行った先で「この仕事はそんなに甘くないぞ」「素人にできるはずがない」と、断られたり、叱られたことも多々ありました。すべてが行き当たりばったりで、お店が軌道に乗るまでは本当に大変でした。

─それでも、あきらめずに進み続けた理由は?

どんなときでも「自分で決めたことだから、最後までやろう」と思っていました。「誰かに勝ちたい」とか、「あの店を超えたい」という気持ちはありません。ただ、「今の自分を抜け出したい!」「もっと素敵な自分になりたい!」という一心で、仕事を続けてきました。
私は子どもの頃から、人と比べて勝てることは特にありませんでした。かけっこをしても何をしても、人には勝てません。でも、心のどこかに「自分にだけは負けたくない」という気持ちがあって、それが困難を乗り越える力になっているような気がします。

店で一番大切なのは、働く人たちの「心」

─スタッフ研修の場である「心の勉強会」をスタートした理由を教えてください。

お店が大きくなり始めた当初、スタッフの心はバラバラでした。忙しい日々が続く中、仕事がただの作業になってしまって、裏では不平不満や愚痴ばかり。私は自分の店で働きながら、息苦しくて落ち込むこともしょっちゅうありました。
心の大切さに気づいたのは、この頃です。お客さまに「また来たい」と思ってもらえるかどうかは、そこで働く人たちの心次第。まずは自分が本を読んだり、学んだりして心を磨き、そこで気付いたことをスタッフに伝えようと思って始めたのが「心の勉強会」です。
勉強会で話す内容はいつも、「気持ちのよい挨拶をしましょう」「陰口を言わない」など、当たり前のことばかりです。でも、それを毎日続けるのがどれだけ難しいか、みなさんもよく分かるのではないでしょうか。

伝わらないのは承知の上。それでも伝え続けたい。

─「心の学校」をスタートしてから、お店の雰囲気はどのように変わりましたか。すぐに手応えがありましたか?

ぜんぜん!最初は何も変わりませんでした。「あっち向いてホイ」みたいな状態でしたね(笑)綺麗事だと思われているのが、手に取るように分かりました。

─それでもあきらめずに伝え続けてきたのは、どうしてですか?

もし、相手が自分の子どもだったら、絶対にあきらめないでしょう。人から愛されて幸せに生きていけるように、「挨拶しましょうね」「整理整頓しましょうね」と言い続けるはずです。経営もそれと同じだと思います。一度や二度で伝わらないのは当たり前。それでも、相手の奥にある“心”を信じて何度も何度も語りかけることで、少しずつ、少しずつ、みんなの気持ちが同じ方向を向くのだと思います。
近年は「アミングで自分を磨きたい」と言って入社してくれるスタッフも多くいます。「アミングで働いたおかげで、人生が変わりました」と言ってもらえるのは、本当にうれしいことです。

─この本に、たくさんのスタッフレポートが掲載されているのはなぜですか?

アミングでは「心の勉強会」の参加者に、毎回レポートを書いてもらっています。そこには、うれしかったことや悔しかったことなど、仕事を通して感じた気持ちがとても素直に書かれています。
全国の店舗から集まるレポートは、毎月800通以上。そのすべてに目を通すことが、私の一番の楽しみです。その中から厳選した59のレポートを、本に掲載しました。
それぞれの環境で懸命に自分と向き合うスタッフたちの言葉は、きっと誰かの力になるはずです。ごく普通の女性たちが、仕事を通して学び、変わっていく姿に、勇気をもらえるのではないでしょうか。
それぞれの悩みや思いに共感しながら、日々のヒントを見つけてもらえたらと思います。

自分を輝かせたい、すべての人に。

─この連載や本を、どんな方に読んでもらいたいですか?

私はこの本を、自分を輝かせたいと願うすべての人に向けて書きました。環境や相手が変わらなくても、自分の行動が少し変わるだけで、毎日は見違えるほど幸せなものになります。そのことに、ぜひ気付いてほしいと思います。
職場も社会も、あなたを取り巻くすべての環境が「心を磨く学校」です。
今を生きるみなさんが、「働く」ということを通して本当に大切なことを学び、一人ひとりがキラキラと、色とりどりに輝いていくことを願っています。

[連載記事]



【第1章】何のために働きますか?


【第2章】心を磨くこと


【第3章】あなたは「環境」


【第4章】今を大切に生きる


【おわりに】働くことを楽しんで、人生を幸せに。


書籍

この記事をシェアする

コラム一覧へ戻る

Aming 公式アプリ

「日々の暮らしを、丁寧に。今よりもちょっと素敵に、より楽しく。」
をコンセプトに新しいモノ・コト・ストーリーを発信するメディア。