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心を磨く学校

【心を磨く学校】第1章|何のために働きますか?

私たちは、何のために仕事をするのでしょうか。お金のため? 家族のため? 老後のため? アミングオーナーの西江あきよは、その問いに「人に喜ばれる存在になるため」だと答えます。

アミングオーナーの著書『心を磨く学校』に込められた思いをご紹介する本連載。今回は、アミングが大切にしている「働くことの本質」と、毎日の指針となる「11の理念」について、お話を伺いました。

本の冒頭で、働く理由は「人に喜ばれる存在になるため」だとお話しされていますが、その言葉に込められた思いを教えてください。

仕事の本質は、実はお金を稼ぐことだけではなく、「自分の力で誰かを喜ばせることで、自分自身も幸せな気持ちになる」というところにあると思います。

生活のために働くという側面もありますが、「誰かの役に立とう」「誰かを喜ばせよう」と本気で行動している人のところには、人やお金が自然と集まってきます。それが「仕事」の本質だと私は思います。

人間には、「人に喜ばれるとうれしい」という素敵な本能があります。たとえば、一人でおいしいものを食べるより、誰かと分け合って「おいしいね」と言い合える方が、何倍も幸せを感じられるのではないでしょうか。

相手が何を求めているのかを真剣に考え、行動に移す。そうやって誰かを笑顔にできたときに、自分自身の心も満たされる。それが、私の考える「仕事を通して、人に喜ばれる存在になる」ということです。

そのような考えに至ったきっかけは。

私の考え方の原点は、母の生き方にあると思います。母は本当に温かい心の持ち主で、誰に対しても分け隔てのない人でした。

私が小さい頃、田舎の実家には、食べるものに困った方が物乞いに来ることがありました。そんなとき母は、決して邪険にすることなく、厳しい父に見つからないように「早く食べてね」と言って温かいご飯をよそい、ときにはお砂糖をかけてあげていました。母はただ、目の前にいる人を大切にすることに、幸せを感じている人でした。

母は私に「勉強しなさい」と言ったことが一度もありません。小学校の頃、水泳ができなくて先生から注意を受けたときも、「この子は泳げなくてもいいんです。海女さんにはならないので大丈夫です」と言ってくれたそうです。私はそのことを、ずっと後になってから知りました。

私はそんな母が大好きで、子どもの頃から「これをしたら、お母さんは喜んでくれるかな」「お母さんだったらどうするかな」ということを判断の基準にしてきました。今でもきっとその思いが、仕事観の根っこにあるのだと思います。

お母様の姿を通して学んだ習慣をまとめたものが「11の理念」なのですね。

そうです。母の姿から学んだことに、私自身が仕事を通して感じたことを重ねたものが、アミングの掲げる「11の理念」です。

【アミングの11の理念】

01 あいさつ
心に届く、気持ちのよいあいさつをする

02 掃除・整理整頓
身の回りも、頭の中も整理整頓する

03 笑顔
周りの人が幸せになる笑顔を

04 元気
健康管理は社会人として大切にする

05 素直
素直な心で人の話を聞く

06 感謝
いろんなことに感謝し、一日一日を大切にする

07 持続
「継続は力なり」一歩一歩、あきらめずに続ける

08 学ぶ
日々勉強し、謙虚な心で学び続ける

09 創意工夫
常に進化するために、毎日考え、改善していく

10 挑戦
失敗を恐れず、挑戦し続ける

11 協力
思いやりの心を持ち、助け合い、励まし合う

どれも当たり前のことのようで、毎日、心を込めて続けるのは、とても難しいことだと思います。継続するコツはありますか?

一番のコツは、習慣になるまで、繰り返し脳にインプットすることです。私は昔、トイレに「笑顔」と書いた紙を貼っていました。毎日繰り返し見て、声に出して言うことで、脳が「これは大切なことなんだ」と学習してくれるのです。

脳の仕組みはとても不思議で、不平不満を口にしていれば、脳はそれが大切なことだと思い込みます。その結果、嫌なことばかりに意識が向いてしまい、周りにある幸せが見えなくなってしまうのです。

だからこそ、意識的に「うれしい」「最高!」「ありがとう」など、プラスの言葉を声に出して、自分の耳から脳に届けてあげることが大切です。そうすれば自然と、自分の周りにあるよいことに気づけるようになるのです。

「11の理念」は、周囲を幸せにするだけでなく、自分自身が幸せに気づくための方法でもあるのですね。

そうなんです。日々の習慣や口にする言葉が変われば、物事の見え方が大きく変わってきます。アミングに入社したスタッフが、「11の理念」を実践して変わり、明るい笑顔になっていく様子を、私はたくさん見てきました。

一生懸命に働いていれば、つらいこともあるし、嫌なこともあるし、笑顔でいられない日だってあると思います。そんなときにも「11の理念」がきっと、気持ちを立て直す力になってくれるはずです。

どんな仕事も楽しいことばかりではありませんが、楽しみを見つけながら続けていくことで、自分にしかできないことが少しずつ増えていきます。そうしてお客様に喜んでいただけたときに、初めて自分の仕事を「天職」だと思えるのではないでしょうか。

がんばりすぎて、苦しくなるときはありませんか。

日本には古くから「傍(はた)を楽(らく)にする」という考え方があります。自分の周りの人を幸せにすることが、働く意味だということです。

これは決して、「人のために自分が我慢する」という意味ではありません。無理をして自分を犠牲にすると、いつか心が爆発してしまいます。大切なのは、「喜んでもらえてうれしい」と、自分自身が喜びを感じて行動していることです。

家族のご飯を作るのだって、「私ばっかり大変」と思えば疲れてしまいます。でも、「みんながおいしく食べてくれてうれしい」と感じていれば、それは自分の幸せになります。損得ではなく、相手の喜びを一緒に喜べることが、幸せへの近道なのだと思います。

忙しい毎日の中で、心が揺れてしまうときがあっても大丈夫。がんばりすぎて少し疲れてしまったときは、どうぞアミングへいらしてください。アミングは、お客様が日常から少し離れて、ワクワクしたり、ホッと心をゆるめたりできる、そんな場所でありたいと願っています。ここでゆっくり深呼吸をして、笑顔を少しでも取り戻していただけたら、とてもうれしく思います。

[連載記事]




【第1章】何のために働きますか?


【第2章】心を磨くこと


【第3章】あなたは「環境」


【第4章】今を大切に生きる


【おわりに】働くことを楽しんで、人生を幸せに。


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